北京短期集中観光記

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2012/01/27 (金)

 

 実質ツアー初日である今日の予定は、朝7時にホテルを出て(予定表だと7時半だったのだが、旧正月は道や観光地が混んでいるので早めに出た方がいいというCさんの判断で出発時間が早まった)、午前中は頤和園、鳥の巣(北京オリンピック会場)、明の十三稜を回り、午後は万里の長城。その合間にお土産屋さんを2件回るというスケジュールだ。このお土産屋さん、実は今回のツアーの隠れクライマックスである。

 

 そもそも、なぜこのツアーがこんなに格安かというと、一つの理由はオフシーズンであること。この時期の北京は最高気温が0℃前後、朝の気温に至っては-10℃近くと寒いうえに、国をあげての大型連休の旧正月ということで、中国全土からやってきた観光客でごった返しており、決して観光向きではないのだ。そしてもう一つの理由が、恐らくこのお土産屋さん巡り。全面的に日本人観光客を相手に商売しているようなお土産屋さんをツアーに組み込むことで、そのお店からのバックマージンによってツアーの値段が安くなっているのだ。なので、安いツアーの恩恵を被るためには、これらのお土産屋さん巡りに付き合わなければならない。またこのお土産屋さん、興味が全然沸かなさそうなお店ばかりなのだが、それに関しては個別に後述するとして、事前のネットでの情報によると、お土産屋さんで何も買わない人が多いと現地のツアーコンダクターの中にはあからさまに不機嫌になる人がいるらしく(ツアコンの人にも店からマージンが出てるんだと思う)、そうなるとツアー全体が気まずくなってくるというのだ。今回僕らを引率してくれるCさんは、そんなことはなさそうだけど、果たして・・・・

 

 

 朝7時にホテルを出発するため、5時半には起床し(Cさんがホテルの電話のモーニングコールを手配してくれていて無事に起きれた)、ホテルのレストランがオープンする6時に朝食。朝食はホテルのブレックファースト・ビュッフェなのだが、1階にあるシャレた雰囲気のレストランではなく、団体ツアー客用に準備された2階の広間で食べた。3泊4日25,000円にしては全然普通の味で、日本麻酔科学会がよく開催される神戸の某ホテルで食べるビュッフェとそんなに変わらない。

 

 

 

 そして出発。冬の朝7時の北京は、まだ暗い。そして寒い。北京は夜より早朝が寒いのだ。ヒートテックのシャツにタイツ、持っている中で一番厚いセーター、ダウンジャケット、毛糸の帽子、そしてマスク。完全防備でツアー開始である。

 

 今回のツアー行程は、全てバス移動。ホテルからバスに乗ること30分ほどで、最初の世界遺産、頤和園に到着した。頤和園は元々は18世紀半ばに作られた清漪園という庭園で、1860年の第二次アヘン戦争でイギリス軍とフランス軍により焼き打ちに遭った清漪園を、西太后が自らの隠居後の居所として修復させたもの。当時の海軍予算を流用して再建させたため、清の海軍は弱体化が進み、ひいては日清戦争の敗北から清王朝の滅亡へとつながったという。

 

頤和園正門の東宮門。春節(旧正月)だからか、朝の7時半だというのに観光客が結構いる。

 

東宮門に架かる 「頤和園」 の額縁。頤和園が再建された時の清の皇帝、光緒帝の直筆らしい。

 

東宮門を入って進んでいくと、西太后が政務をとった仁寿殿の姿が。

 

仁寿殿の前にある麒麟(想像上の動物の方)のブロンズ像。かわいい。

 

 こうやっていくつかの建物を回りながら、ツアーコンダクターのCさんが日本語で色々と歴史的背景やトリビアを説明してくれるのだが、2日間の強行軍ツアーのためか、回るペースが結構早いので、じっくり話を聞き、かつ、じっくり観光したり写真を撮ったりというわけにいかないのが若干辛い。まぁ、あらかじめ予想していた事態ではあるけれど。とりあえずツアーで回るところに関して事前に中国の歴史と併せて勉強しといたのはよかった。勉強してなかったら、Cさんの話もよく分からないまま回ることになってたと思う。

 

 仁寿殿から更に進んでいくと、頤和園の4分の3の面積を占める昆明湖が見えてくる。昆明湖は、頤和園の前進である清漪園を造らせた乾隆帝が、杭州の西湖を模して造らせた人工の湖。約2.2㎢という東京ドーム約50個分の広さで、さすが最盛期の清の皇帝、やることがデカい。夏には蓮の葉が浮かび、観光客が乗るボートが行き交う風景が観られるらしいのだが、今は気温が0℃を超えるか超えないかという真冬の朝なので、蓮はもちろん浮かんでないし、湖面は凍っているのでボートは一隻もいない。ちょっと寂しい風景が広がっていた。

 

昆明湖の湖畔では記念撮影タイムがあったので、ゆっくり写真撮影。

氷が溶けてる湖面を鴨が泳いでいるのが不忍池と同じ光景。

 

向こうに見えるのは頤和園のシンボル、仏香閣。

 

 ここから昆明湖の周りを歩いていくと、西太后の居所であった樂寿殿の前を通り、そこから頤和園名物の、長廊と呼ばれる長い回廊が湖畔に沿って続いている。全長700m以上で、柱の梁には八千近くの絵が描かれているとか。日中は、中を通るのを避ける人もいるくらい観光客がわんさか歩いてるらしいらしいのだが、冬の早朝はさすがに人が少なくて、こんな写真も撮れた。

 

誰もいない長廊。昇り始めた朝日との絶妙なショット。

 

長廊の梁に描かれた絵は、それぞれ有名な故事を物語っているらしい。

 

 この長廊を西の方へどんどん進んでいくと、仏香閣へと続く拝雲門の前に出るのだが、今回はそこまで行かず、長廊の途中で引き返して頤和園観光おしまい。正味30分程度の駆け足観光でした。

 

 

 次の観光スポットは、2008年に開催された北京オリンピックのメインスタジアムとして造られた、通称 「鳥の巣」 へ。ただし、観光と言っても中に入るわけではなく、バスを降りて大通り越しに写真撮影するだけ。

 

せっかくなのでバスを降りて写真を撮ったが、別に感動も何もない。

 

それより、バスを降りた歩道にいた一匹の犬がカワイくて大人気。

 

迷い犬か捨て犬っぽいのだが、すごい人懐っこくて、バスが出発したら走って追いかけてきた。

ここで待ってたら観光客がエサをくれたことがあるんだろうか。

 

 

 一瞬で終わった鳥の巣観光の次は、お待ちかねの激安北京観光名物、お土産屋さんへ向かう。お土産屋さん第一弾は、翡翠のお店だ。どう頑張っても興味が湧かないのだが、行かないわけにはいかないので、みんなと一緒にお店に入ってみた。

 

店内は日本のデパートによくある宝石売り場みたいな感じ。

 

 入ってみて分かったのだが、このお店、本当に日本人観光客でもってるようで、至るところに日本語で 「大感謝セール」 みたいな貼り紙があるし、店内に入ると、まず中国人スタッフが日本語で翡翠の何たるかを説明してくれる。他にも日本語を話せるスタッフがいっぱい店内で待ち構えていて、僕ら以外の客も日本人観光客ばかりだ。

 

ここまで感謝の気持ちを感じない 「大感謝」 の文字もそうそうない。

 

 従って、僕ら日本人ツアー客に如何にいっぱい買わせるかが店としての勝負どころなわけで、ちょっと翡翠を眺めようもんならば片言の日本語で捕まってしまうという、恐怖の空間になっていた。僕なんかは最初から興味なさそうにしてたので、そこまでしつこく付きまとわれなかったが(それでも 「ガールフレンドにどうですか」 と勧められた)、同じツアーに参加していたオバちゃん2人は、店員さんと5分くらい話しながら色々なアクセサリーを見た挙句、「やっぱり高いわねぇ」 という感じでその場を去ろうとしたら、店員のおっちゃんに腕を掴まれていた。怖ぇ〜(結局何も買わずに済んでたけど)

 

 結局、この翡翠のお店では40分近く時間を取った。大して広くないワンフロアの店内を、店員の目をすり抜けながら買う気もないまま40分ブラブラしているのはちょっと辛いが、ものすごく大きくて豪華な翡翠の置物や、様々な動物の彫り物なんかを見るのはそこそこ楽しめる。そういうのは大抵値段がべらぼうに高いので、買おうとは決して思わなかったけど。

 

最後の方は耐えきれずに外に出て、店の前の風景を撮影。

中国語でマクドナルドはこう書くのか。

 

中国にもある唐人街(チャイナタウン)。

 

 ちなみに、高そうな翡翠を買ってる人はいなさそうだったが、値段が安いコーナーでお土産を買ってる人は何人かいたので、売上貢献ゼロのツアーにはなっていなかったようだ。だからかどうかは分からないが、ツアーガイドのCさんの機嫌も悪くならず、そのまま普通にツアー続行。次は明の十三稜である。

 

 

 翡翠屋さんからバスに乗ること40分ほどで、明の十三稜に到着。明の十三稜は、明の歴代16人の皇帝のうち、13人の皇帝が埋葬されているお墓。と言っても、実際に墳墓が発掘されているのは第14代の神宗万歴帝が葬られている定稜のみで、一般に公開されているのも定陵を含めて3つのみ。というわけで、今回は定陵にだけ足を運ぶ。

 

 結論から言うと、この定陵は今回のツアー最大のガッカリ名所だった。地下へと発掘された定陵は 「地下宮殿」 という名前で公開されており、地下27mの深さまで階段で降りることができるのだが、その中は 「展示されている」 とは言い難いような適当な状態で(下の写真参照)、まるで倉庫のよう。見所もさしてなく、内部はほぼ素通りだった。時間が限られたツアーで駆け足観光だったのと、この頃(もう午前10時を回っている)になると中国人観光客が増えてきて、ゆったり観光というわけにいかなくなってきたというのもあるかもしれないが、皇帝の墓ということで期待していたようなものは見られずに終わってしまった。

 

定陵の棺床。投げ込まれているお札は寄付なんだろうが、それにしても、あんまりな見た目。

 

中央の長椅子は皇帝が生前に使っていたという宝座。

その前の壺と相まって、骨董屋の陳列にしか見えない。

 

定陵の敷地内にある門。この門を境に陰と陽の世界に分かれていて、

お墓を見た後はこの門をくぐって現世へ戻ることになっているらしい。

 

 

 次は昼ご飯。向かったのは、いかにもツアー客をメインで相手にしてそうな広々としたフロア(学食みたいなイメージ)のお店で、その内容は点心料理。事前のツアーの口コミ情報だと、「点心料理は出てくる量が少なくて物足りない」 ということだったが、実際にはほとんどの料理がお代わり自由で、食べたいだけ食べられるようになっていた。中華料理らしく円卓を囲んで食べるので、知り合いでもなんでもないツアーの他の客とシェアするのだが、お代わり自由なので他の人たちに気兼ねすることなく食べられたし。

 

ごく普通の点心料理。味は中の上くらいで悪くない。

 

食堂は2階で、1階は七宝焼きの工房と土産物屋さんになっていた。

見てたら七宝焼き欲しくなったけど、高かったのと、持ち帰る時に割れそうなのでやめた。

 

 

 昼を食べ終わったら、今回のツアーの個人的ハイライト、万里の長城だ。正直、中国や北京には別に興味なかったのだが、万里の長城には一生に一度でいいから行ってみたかったので、今回中国に行くことにしたのである。というわけで、点心料理屋さんからバスで1時間くらいかけて万里の長城へ向かいます。

 

バスの車窓から見える万里の長城。

こんなのが山肌に沿ってずっと続いているのを見ると、早くもスケールの大きさを感じます。

 

 訪れたのは、万里の長城の中で最も有名な観光地となっている八達嶺長城。北京市内と八達嶺高速道路で直結していてアクセスがよいので、ツアーで万里の長城と言えば、大抵はこの八達嶺に行くらしい。八達嶺の頂上は海抜1,015mの高さにある北八楼と呼ばれるところ。北八楼へは谷の底にある入口から登っていくこともできるのだが、なんたって今回のツアーは駆け足観光なので、途中までロープウェイで登っていき、そこから歩いて10分ほどで北八楼という時間短縮、かつ楽々なコースだ。

 

このロープウェイに乗って北八楼の近くまで。

 

 折しも中国では、去年の7月と9月に高速鉄道の衝突脱線事故と地下鉄脱線事故が起こっており、中国の公共交通機関は危ないからロープウェイも何となく怖いねー、なんて話していたのだが、いざロープウェイ乗り場の前まで来ると、そのスピードにビックリ。えぇぇぇっ! て驚くくらいのスピードで目の前を発車していくんである。真剣に、今まで事故とか起きてないんだろうかっていう不安に駆られました。

 

ロープウェイってこんなに早いスピードで発車するもんだっけ?

 

こちらはロープウェイからの景色。写真だと分かりづらいが、

なかなか急な角度で登って行くのも恐怖を煽る一因。

 

しかもドアの建付けが悪くて完全に閉まらない。

がばっと突然開いたりしないかドキドキもの。

 

ロープウェイに乗ること2分ほどで万里の長城の姿が間近に。

テンションあがってきます。

 

ロープウェイを降りてしばらく歩くと、思わぬところで文明の利器(自動改札)が。

 

そして目の前をどこまでも続いている長城。桁違いのスケールである。

 

 ここから八達嶺の頂上である北八楼まで歩いて登るのだが、これが結構急な坂道で、登るよりもまず、下へ落ちていかないように踏ん張りながら歩く感じになる。途中で階段になるものの、頂上まで約10分の距離がなかなかの運動であった。

 

一番急な、登り始めの坂道。この写真だと急峻さが伝わらないが、

 

これだと伝わるのでは。どこか不自然ですが、合成ではありません。

 

そして観光客の数もハンパない。

 

前を見上げても、人、人、人。さすが旧正月。

 

頂上に着いても人だらけ。

 

来た道を頂上から見下ろしても人だらけ。

 

でも、頂上から眺める景色は絶景。写真に収まるようなスケールではない。

↓マークのところも城壁で、万里と言うだけあって果てしなく続いている。

 

絶景の中にも人はうじゃうじゃ。

 

こうやって山がずっと連なっている風景を見ると、「中国三千年の歴史」 という感じがする。

 

 これだけの絶景なので、人が少なかったらもっとゆっくり堪能するところなのだが、それどころじゃない人出なのと、そもそも八達嶺にいられる時間が実質30分くらいしかがないので、5分くらいですぐに来た道を下っていった。登る時に予想はしていたが、この急な坂道、登るよりも下りる方が怖い。人も多いから、上から誰か転げ落ちてきたら大変なことになりそう。

 

普通にカメラを構えて撮っても、前の人がこれしか写らないという急峻さ。

ちなみに登り始めたのは矢印の辺り。

 

 結局、万里の長城を登ってみて一番印象に残ったのは、万里の長城そのものではなく観光客の多さだった。後、ロープウェイのスピードの速さ。いや、もちろん万里の長城そのものにも感動しましたけどね。こんなもん、よく作った(作らせた)よなぁ。

 

 帰りはそのロープウェイに乗って下りていき、休憩所みたいなところで皆でお茶でも飲んで一息ついてから、また出発。この休憩所でもお土産を売っていて、午前中の翡翠のお店で店員に腕を掴まれていたおばちゃん2人は、「さっきの(翡翠の)お店と比べると安いわ〜。やっぱりさっきは高かったのよ〜」 なんて言いながら翡翠のアクセサリーを買っていた。そうだよねぇ。翡翠のお店は明らかに相場より高そうだったもんねぇ。

 

休憩所に積み上がっていたパンダたち。さすがパンダの本場!

 

 

 この後は1時間半ほどバスに乗って再び北京中心部へ戻り、北京激安観光ツアー名物、お土産屋さん巡りの第2弾だ。今度は "総合民芸品店" へ行くことになっているので、翡翠の店よりかは買う物があるんじゃないかと思っていたのだが、そうは問屋が卸さなかった。まず土産物が売っているフロア(地下1階)に行く前に、1階に展示されている、中国産の鉱物で作られた彫刻工芸品の数々を見ながら説明を受けなければならないのだ。どれもこれも精巧に作られていて綺麗なのだが(特に寿山石の彫り物には思わず見入ってしまった)、最後には商品の売り込みが待っていると思うと油断できない。案の定、一番最後に案内された部屋に展示されてあった瑪瑙(メノウ)やら水晶やらのの置物を前に、さりげなく猛烈プッシュが始まる。何と、一つの棚に展示されている置物全部(6個くらい)と棚を合わせて、日本への送料込みで約90万。誰がそんなに買うか! 誰が棚ごと買うか! そんなもんに90万払えるんだったら、誰が3泊4日25,000円のツアーに参加するか!

 

 当然、誰も瑪瑙は買わないまま地下1階へ。ここは確かに総合民芸品店っぽい品揃えではあるが、海外の土産物屋にあるような小さな置物とかマグネットみたいなものは置いてなくて、微妙に購買意欲をそそらないものが多い。そして、翡翠のお店と同じように中国人店員の売り込みがすごかった。品物が並んでる棚の前で一瞬立ち止まっただけで 「こんにちは。これはですね」 と、求めてもいない説明を始めるのだ(もちろん日本語)。基本的に笑顔で話しかけてくるのだが、笑顔の裏の "買わせてやるぞ" オーラがひしひしと伝わってくる。彼らに捕まらないためには、集団から離れずに皆でたむろしてるのが一番。ただし、翡翠のお店と同様、ここでも滞在時間が決まっているので、何も買う気がなくてもツアーガイドのCさんが 「行きましょう」 と言うまでは店内にいなければいけません。

 

総合民芸品店の名前は 「随縁芝木館」。

ググってみると、同じようなエピソードのページが出てきます。

 

 店員の売り込みに負けたわけではないのだが、このお店ではお茶の葉を買った。買ったのは黒烏龍茶で、日本に帰って飲んでみたら、日本で売っている黒烏龍茶と比べて格段に美味しい。日本のはあまり美味しくなかったので飲む気がしなかったのだが、なるほど、本場の黒烏龍茶はこんな味なのか。これなら飲み続けられる。

 

 

 随縁芝木館を出たのが夕方5時前。ちょっと早いが、次の予定は夕食だ。夕食は、随縁芝木館からバスで30分くらいのところにあるレストランで中華風しゃぶしゃぶを食べた。中華風しゃぶしゃぶっていうのがあるの? という感じだが、しゃぶしゃぶの割にあまりダシが沸騰しないまま食べることになったのと、タレが日本のしゃぶしゃぶよりしつこくて、ちょっとイマイチだった。まぁ、最初から食事には期待してないからいいんだけど。

 

中華風しゃぶしゃぶへ向かうバスの車窓から撮影。

あちこちで鳴っている春節の爆竹の残骸だ。誰も掃除しないんだろうか。

 

こちらはユニークな形が目を引く、中国国営テレビ局の本部ビル。

中華風しゃぶしゃぶのすぐ近くに建っているのだが、このビルと春節の爆竹と言えばこちら

 

 

 食べ終わったら、ホテルへ戻って本日のスケジュール終了。ホテルを朝出てから戻ってくるまで約12時間。そのうち7割以上が移動とお土産屋さんに費やされた気がするが、まぁ格安ツアーだからそんなもんか。

 

 部屋へ戻った後、寝る前に小腹が空いた時用の軽食を買うべく、ホテルの近くにあるというコンビニっぽいお店へ行ってみたのだが、コンビニと呼ぶには入りづらさ満載のお店だったので、その先にあるブランドショッピングセンターへ行くことに。ブランドショップだから軽食なんか売ってないかなぁと思っていたら、地下にスーパーがあったので、アイスとお菓子を買って帰った。北京には後1日しかいないけれど、ホテルの近くに普通のスーパーがあることが分かると少し安心。

 

なかなか大きなブランドショッピングセンター。イルミネーションは春節仕様?

 

スーパーでは輸入食料品が多数売られていた。なぜに、はんぺん・・・・

 

 今日一日ハードスケジュールで疲れたので、部屋に戻ったら9時前に就寝。明日も朝が早いです。そして今夜も花火がうるさいです。聞いたところによると、旧正月五日目(今日)は花火や爆竹が一段と多い日らしい・・・・

 

ホテルの部屋から見える花火。そんだけ花火打ち上げてたら、そりゃ空気も汚くなるわさ。

 

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