サムイ島滞在記

1日目   2日目   3日目   4日目   5日目   6日目

 

 

 2003年の3月に、タイのサムイ島というところに行ってきました。 当時はまだ学生でしたが、5月になったら医者として働かなきゃいけないという、学生崖っぷちの最後の春休みで、要は卒業旅行みたいなもんです。

 最初はバリに行こうかという話しもあったんだけど、ちょうどバリ島でテロが起こったりして、 結局落ち着いたのがサムイ島。そんな島、名前すら聞いたこともなかったんですが、Wikipediaによるとサムイ島とは、 「サムイ島はタイ南部・スラートターニー県にある島である。・・・(略)・・・スラートターニー東方約35km、タイランド湾に60あまりの島とともに浮かぶ。 15km四方の丸い島で、中央部はほぼジャングル。周囲はチャウエン・ビーチをはじめとしたビーチで、近年観光地としてリゾートホテル、レストランやバーが乱立しつつある。アジアリゾートのひとつ」。 つまりリゾート地ですね。場所は右の地図にデカデカと出てます。そして赤丸で島の形がつぶれてます。

 そんなわけで、3年半も前の旅行のことなんて書けるのかという自信のなさと共に、サムイ島滞在記の始まりです。 まぁ、大半は寝たり泳いだりダラダラしてただけなんですけど。

 

 

 

2003.03.21(วันศุกร์)

 

 วันศุกร์ は金曜日っていう単語みたいで、読み方は 「ワンスッ(ク)」。 ぜーんぜん分かりません。いいのだ。リゾート地だから英語が通じるはずなのだ。タイ語なんて知らなくても生きていけるのだ。 そんなこんなで、成田に朝7時半集合。当時は実家だったので、常磐線に乗って、成田線に乗り換えて、 そこから京成線に乗り換えて・・・。成田に朝7時半に着くためには、恐らく5時半くらいには家を出たはずである。朝早い。

 

 日本からサムイ島への直通便というのはないので、まずはバンコク国際空港で降りて乗り継ぎになる。 バンコク行きの飛行機では2階席初体験だった。なんとなく1階席よりゆったりしてる気がして、そんなに窮屈ではなかった。 飲み物もスナックも機内食も悪くなくて、そこそこ快適な機内。

 

 そしてバンコク着。東南アジアには足を踏み入れたことがなかったのだが、 いかにも東南アジア、って雰囲気だ。何がそうさせているかって、人と気候である。まずは東南アジア系の顔の人がたくさんいるだけで、 もうそこは東南アジアな雰囲気になるのだ。明らかに欧米系とは違う空間に来たなぁ、と。そして暑い。 日本の暑さよりもじめじめ感が強くて、ちょっと外を歩いただけでも汗だくになりそう。

 

バンコク国際空港。奥に見える屋根も何だかタイっぽい。

 

タイ式非常口案内。火の手が逃げる人のすぐ後ろまで来てるのがリアルだ。ていうか、足焼けてるって。

 

 で、ここでサムイ島行きの飛行機に乗り換えるのだが、どうやら飛行機が時間通りに運航していないらしく、 バンコク・エアウェイズの人が、一本早い飛行機にしてあげようとか言ってきた。いや、予定通りでいいですと言ったら、 その一本早い飛行機よりは遅いんだけど、予定通りよりは40分くらい早い飛行機のチケットをもらった。 何だかよく分かんないし、そもそも搭乗口には飛行機の情報とか何も案内が出てないので、 もう言われるがまましかない。とにかくサムイ島に着ければいいやということで、 搭乗待ちコーナーみたいなところで待っていた。

 

搭乗待ちコーナーにはバナナの山盛りが。食べ放題なのか?

 

 結局乗った飛行機は、当初の予定通りの時間に出発。ワケが分からない。もう何でもいいや状態である。飛行機はそんなに大きくなくて、カラフルな絵が描いてあった。 フライトは1時間半くらいで、出発が夕方だったので機内食も出る。なかなか美味しかった。

 

 

 結局サムイ島に着いたのは夜の8時くらいで、現地係員の人が迎えに来てくれ、滞在先のホテルまで送ってくれた。 空港からホテルまでは、ちょうど島を半周することになるのだが、 もうあたりは真っ暗で、道には街灯がほとんどなくて何も見えない。たまに明かりのついてるお店なんかもあって、 映画で見る東南アジアの田舎の方のイメージ通りという感じだった。と思ったらマックがあるよ!みたいなことも。 後で分かったことだけど、スタバも上陸していて、西洋文化の繁殖力、恐るべし。

 

 で、車に乗ること15分くらいかなぁ。今回の宿泊先のロイヤル・メリディアン・バーン・タリンガムに到着。 ホテルの敷地内に入ると、舗装されていない道路が突然整備された道路になり、熱帯風な植生に囲まれ始める。 走ってた道路からちょっと登った丘みたいなところにホテルがあるので、立地的にも雰囲気的にも別世界のリゾートみたいで、ワクワク。

 

 ホテルに到着すると、空港まで迎えに来てくれた人がチェックインの申し込みに行ってくれて、その後、 日本人従業員のナベシマ(鍋島かな?)さんがホテルの冊子や説明書をくれた。このナベシマさんの存在は大きかった。 なんたって気軽に日本語でホテルの人と喋れるのだから、大抵のことは何とかなりそうである。 そのままナベシマさんが運転するカートに乗って、僕らが泊まるヴィラへ連れて行ってもらった。 ここのホテルは、いわゆる普通のホテルの部屋があるメイン棟と、丘の斜面に建っているコテージタイプのヴィラと、 海辺に建っているヴィラと3パターンの部屋があるのだが、 ロビー棟からヴィラまでは距離もあるし、上り坂だしということで、カートで送ってもらえるのだ。

 

泊まったのは632号室。

 

 部屋は広い。のべ240uくらいの面積はあるらしく、入るとまずリビング+ダイニングがあり、部屋の中の階段を降りると、 トイレとお風呂と寝室がある。そしてベランダの前には、いくつかのヴィラで共有のプール。いかにもイッツ・リゾート! リゾート地とか初めてだったので、 ちょっと感動だ。

 

 もう時間も遅いし、この日に何かやるつもりは最初からなかったので、とりあえずロビー棟まで歩いて、 ロビーにあるレストラン、「ロム・タレイ」 で晩ご飯を食べることにした。メニューはタイ料理と西洋料理が2:1くらいで並んでいる。 今日は、家を出る前に朝食を食べ、バンコクに着くまでに機内食が2回出て、 サムイ島までの飛行機でも機内食が出たので、本日5回目の食事。そんな食べれないだろうということで、 前菜とメインの2皿くらいにしておいた。ところが、これが多い! 盛り付けがしっかりしてて、 メニューに書いてないような食材もわんさか出てくるので、2皿食べたらいつもの晩ご飯くらいだ。 わー、食べれるかなーって感じだったのだが、これがまた味が美味しくて、 全然食べれてしまった。この後も滞在中に何度かここで食べたんだけど、どれも想像以上に美味しかったのだ。 嫌いだった食材も平気で食べれてしまう。この味だけで、またサムイ島に来ようという立派な理由になるくらいだ。

 

 食べ終わった後はコテージまで歩いて戻り、汗をかいたので目の前のプールに入った。 入ってみると、コテージの前にプールがあるというより、林の中にプールとヴィラがあるという感じ。 明かりはプールの明かりだけなんだけど、それがかえって幻想的な感じできれいだった。そしてプール内の注意書きをよく見ると、 使用は18時半までと書いてあった。もう入っちゃいました・・・・ まぁプール入って暑くなくなったし、もういいかとあがって、 今日のところはおやすみなさい。ベッドも寝心地が良くてぐっすり。ぐぅぐぅ。