第89回/2016年度アカデミー賞ノミネーション

 

■ 作品賞     ■ 監督賞     ■ 主演男優賞     ■ 主演女優賞     ■ 助演男優賞     ■ 助演女優賞

 

 

 

2年連続で演技部門のノミニーが20人全員白人だった "Oscar so white" の反動か、

今年は4演技部門全て+監督賞の主要5部門全てで黒人がノミネートされるという、史上初の快挙。

彼らのうち、助演部門はどちらも黒人俳優が優勢の様相を呈しているし、

作品賞もノミネート9作品のうち3作品が黒人を描いた物語で、今年のオスカーを象徴している事態だ。

 

さて、今年の主要6部門にノミネートされた15作品中、授賞式までに日本で公開されるのは、

 

# 『最後の追跡』

# 『マダム・フローレンス! 夢見るふたり』

# 『ラ・ラ・ランド』

 

の3本のみという、例年にない寂しさ。

しかも 『最後の追跡』 はNetflixのみの公開だし、

肝心の 『ラ・ラ・ランド』 は授賞式直前の週末公開なので、授賞式までに観られるかどうかギリギリ・・・

 

では、演技部門全てに黒人俳優がノミネートされた以外の今年のポイントをいくつか。

まずは 『ラ・ラ・ランド』 の14ノミネート。これは 『タイタニック』 『イヴの総て』 に並ぶ史上最多ノミネート数だが、

同じ14でも嬉しくないのは、これまでオスカー無冠のままノミネート数だけ着々と伸ばし、

今年で14回目のノミネートとなった作曲賞のトーマス・ニューマン。

よりによってライバルが 『ラ・ラ・ランド』 なので、残念ながら今年も受賞はまずないだろうが・・・

 

そして音響編集賞では21回目のノミネートが2人も。

『HACKSAW RIDGE』 のケヴィン・オコネルは9年ぶり21度目のノミネートで、これまでオスカー無冠だが、

対する 『ラ・ラ・ランド』 のアンディ・ネルソンも21度目のノミネートで、こちらは2回の受賞歴アリ。

今年の 『ラ・ラ・ランド』 旋風を考えるとケヴィン・オコネルの21度目の正直はややキツイか?