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わたくし、ミシェル・ファイファーの大ファンでして、彼女が出てるだけでとりあえず合格点。 予告編観て、てっきり軽いロマコメ風かと思ってたんですが、オトナの問題を結構リアルに描いてるんですよ、これが。『恋人たちの予感』から１０年だか何年だか知らんが、"Can a marriage survive 15 years of marriage?" をコピーに、結婚１５年目を迎えて離婚の危機な夫婦が、別居してお互いと自分を見つめ直していって、それでも二人はうまく行かないのか？ 別に自分は離婚どころか、結婚する気配すら微塵もないのに、何だか二人のすれ違いがリアルに思えて、やけに身につまされそうになってしまった。原題『私たちの物語』通り、これって誰にでもありそう。ミシェル・ファイファー扮するケイティは、「彼とは一生一緒だと思ってたのよ」と親友にこぼす。あぁ。こんな二人でも１５年も一緒にいたら色々あるんだろうな、って思っちゃうのよ、これが。（何でオレ、おばさん口調なんだ） そんな二人に扮するファイファーとブルース・ウィリスが相性良く、本当に１５年連れ添ってそうに見える雰囲気が間にあって、ウソくさくない。二人とも妙に疲れてる感アリだし。１５年前のシーンでウィリスがロングヘアーだったり（それでもおでこは薄いのがナイス）、ファイファーがパーマかけててカワイかったり、そこらへんも楽しいです。にしてもファイファー、４０後半にしてこんなにキレイでカワイイって、さすがねー。髪を上でまとめたりするとガイコツみたいな顔になっちゃったりするんだけど、それすら美しく見える。特に！最後の一人ゼリフ泣きじゃくりぶりが、なんだかまるで少女（言い過ぎかも）みたいにカワイイ（勿論上手い）。これだけで映画のポイント、かなりアップだ。内面演技も出来る女優さんなので、きれい、かわいいだけじゃないですけど、やっぱりこの人の美しさって、なかなか立ち入れない領域入ってると思います。うん。 それにしてもリタ・ウィルソンって、こういうロマコメものに欠かせないと言っていいくらいの名ワキキャラになってるよなー。確かにいそうだもんなー、こういう人。トム・ハンクスの奥さんってのが、またすんごい納得しちゃうみたいな。  |
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